ゆとりの申し子が日々思ってること。

関西に住む大学生が、残りの大学生活をどこまで豊かにできるか挑戦します。

話が違うやないか!僕が経験したブラックインターンとは!?

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どうもこんばんは、くにおです。

やっとあのインターンとおさらばできる…いやぁほんと疲れた…

今回は、僕が1か月体験したブラックインターンについてお話しします。

ゼミの教授「我がゼミ生たるもの、春休みは全員インターンに行けぇぇ!!」

僕のインターンのきっかけは、僕の所属するゼミの教授のこの一言でした。

まぁその当時は、そろそろどこかしらへインターンに行きたいなぁと思っていた僕。

ちょうどいい機会になると思い、早速インターン先探しを始める。

……げっ!!!!

どうやらインターンに参加するには、最低でも大体2か月くらいは前もって企業に言っておかなければならなかったみたい…

焦り始めた僕は、どうしようどうしようと周りの人に相談し始めました。

そうすると大学の知り合いっていうかまあ、顔だけ知ってるみたいな学生から

「うちの会社くる??今ちょうどインターン募集してるんだよね。」とのお声がけが!

もうほとんど春休みのインターンは諦めていた僕にとって、あれはめちゃくちゃラッキーな話でした。

なんとその学生、大学の友人とともに起業し取締役の座にいる人間だったのです。

「自分と同い年の学生が起業してる!!」そんな驚きがあったと同時に、

なんとなく焦りを感じました。

バイト以外で社会と関わったことのない自分との差に呆然としていました。

面接で気合が入る僕。しかし…

やってきた本社での面接の日。

なんと社長が直々に僕に面接をしてくれるとのことだったので、生まれたての小鹿のように足が震えてました。

いざ始まった面接。まぁ最初はよくあるアルバイトの面接みたいな感じでした。

ですが、途中から社長(大学生)がこのフレーズを何回も繰り返していることに気づきました。

「そう1か月と言わずに、長いことやってよ~。」

なぜこの人は、そんなに長期のインターンを推してくるんだろう。

はじめは僕にも見当がつきませんでした。

いざ始まった初インターン!これがインターンなん!?

僕はインターン先で営業の勉強をさせてもらえることに。

初出勤日、上司(大学生)に言われました。

「ん~、人が足りないからちょっと一人で営業行ってきて。これも社会勉強だよ!」

「はぁ!?!?」開いた口が塞がりませんでした。

またこんなことも言われました。

「君がインターン中の大学生であることは営業先に絶対言っちゃだめだよ。大学生ってのは、社会的に信頼がおけないから。」

いやいやお前ら、その信頼がおけない大学生を身分偽らせて営業先に送ってるんかいと思いつつも、

「…わかりました。」と言い、一人で営業へ。

十分な研修を受けていなかった僕は、当然1人では何もできずあわあわとしている状態に。

そこからその会社に対する不信感が一気に高まっていきましたね。

面談では一切聞かされなかったのに、研修は強制参加だとか、

営業でノルマを達成しない限り、帰ってくるなだとか、

営業先への交通費は自分で負担しろだとか・・・

本当に書ききれないくらいの不当な扱いを受けました。

痺れを切らした僕は労働基準監督署へ行き、その現状をありのままに相談しました。

労基の窓口の人曰く、

インターンという名目で、人件費の安い労働力を集めているパターン」

とのことでした。

最近は、特にベンチャーや中小企業でインターンを募集している企業でこのようなパターンが見受けられるそうです。

確かによく考えれば、インターンというのは

企業が学生に就労体験をさせて、スキルアップの手助けをさせてくれるもの

その業界を知ってもらうことで、学生の職業選択の手助けになる

ものであるはずなんですよ。

よくよく考えてみれば、100%大学生で構成されているベンチャー企業に、

そのようなことを学生に提供できる力や時間なんてないと思うんですよ。

僕は本当に情報不足でインターンに臨んでしまったので、このような結果になってしまいました…

ちゃんと情報収集しておけばよかった…

インターンに行く前にチェックしておかなければならないこと

まずはその企業について本当によく調べた方がいいです。

インターン生を迎えられるような余裕のある企業なのか?

離職率の高い会社ではないか?

そして僕が一番強調したいのは、

そのインターンは、本当に「労働」ではなく「勉強」ですか?

ということです。

貴重な時間を割いてインターンするんだから、「勉強」をしなくては意味がありません。

僕の意見としては、やはり個人でインターン先を探すのではなく、

大学を通じて探した方がいいです。

その方がもし何かあった時でもすぐ学校に相談できますからね。

ぜひ大学の学生窓口を利用しましょう。