話し合いで主導権を握るための、心理学に基づいたある一つの方法
お久しぶりです、くにおです。
どうも最近、大学の授業で学部の個性もあってか、複数人でディスカッションすることが多いです。
そこでひしひしと感じたことがあったので、それをまとめます。
会議がそもそも苦手だとか、最終的に自分の主張をまかり通らせたい人などに伝えたいと思います。
まぁこの記事の前提としては、ディスカッションする相手が、自分と仲良くなりすぎてない場合とします。
つまり、自分のキャラが相手の中で確立していない場合とします。
話し合いのスタートは、必ず自分から
さて、今から話し合いが始まります。何か決めごとをしたり、アイディアを出さなければいけません。
ここで、緊張してしまい誰かが口に出してくれたことにうんうんと頷いてしまえば、
あなたの存在感は強いものではなくなり、賛成or反対の札を挙げるだけの人になりかねません。
ではどのようにして、自分の意見をパワフルなものにして、その場のリーダー的存在となれるのか?
それは、話し合いにおける第一声を自分から放つということです。
実はこれ、世の中のいろんなところで起きているんです。例えば、ファッション。
ファッション業界の人が、ある服を最初に着ることでそれが世の中のお洒落さんたちのトレンドとなる。
その服が、本当に価値あるものなのかは分からないけど、流行ってるから着る。
行列のできるラーメン屋だってその例です。
一人目が並びだすと、必ず誰かがそれに注目してそのうち列ができ始める。
本当においしいかどうかはわからないけど、とりあえず列ができているから並ぶ。
などのように、「一人目」が流れを作ることで他所に大きな影響を及ぼしているんです。
そもそも日本人は、小学生のころから前倣えの教育を受けてきています。
なので、前の人が言った内容と真っ向から対立する意見はしづらいはずなのです。
もしあなたがその会議の方向性を決めたいなら、意見を通したいなら、
誰かがその話し合いの方向付けをする前に、あなたが方向付けをしなければならないのです。
あなたが、方向付けをしてその場の空気感を作ることができれば、そのあとも発言しやすくなる上に、
主導権を握ることになります。
発言内容の信憑性だとか正しさとかよりも、早さが会議における自分のポジションを決定するのです。